
これは、子犬を迎えた最初の1週間の鉄則です。とくに難しいことをするわけではなく、ただしばらくそっとしてあげるのです。そして、十分な休養と睡眠を与え、優しく見守りつつ、適度に一緒に遊んで、少しずつ不安を取り除いてあげます。
逆に、最初の1週間にありがちですが、家族みんなが代わるがわる抱いたり触ったりするのは、子犬の大きなストレスになるので避けましょう。
また、遊び好きの子犬は、遊んであげると大喜びするので、たくさん遊んであげたくなるものですが、忘れてならないのは、子犬は疲れているという事実。セルフコントロールできる子犬はまずいません。飼い主さんが、子犬の体力に配慮しながら遊びを控えめにしてあげる必要があります。
理想的なのは、それまで過ごした生活リズムや環境をブリーダーからよく聞き、なるべくそれに近い生活をしばらくさせてあげること。そうすると子犬の負担をかなり軽減できます。
子犬はかわいいですが、最初の1週間、触れあいを少しガマンする方が、むしろ「安心」を提供してくれる人として見られ、子犬の信頼を得ることに繋がりますよ。
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