子犬がうちにやって来た時の注意点は?


子犬がうちにやって来たときの注意点
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子犬という新しい家族を迎えたら、新たな生活が始まります!それは子犬も同じ。右も左もわからない環境で、ドキドキすることがいっぱい。大きなストレスを感じ、体調を崩してしまう子犬も少なくありません。
さて、ストレスの少ない子犬の迎え方とは?

 

子犬にとって新しい家族とは?
     
 

子犬関連画像私たちにとって子犬は、新しい家族です。でも子犬にとって私たちは、ただの見知らぬ人々。いきなり初めての人や場所、においに囲まれて、困惑でいっぱいのはずです。とくに最初の1週間は何もかもが刺激的で、肉体的にも精神的にも、とても疲れやすい時期。急激な生活の変化と相まって、体調を崩しやすくなります。
よくある症状としては、食欲低下、下痢や嘔吐などの神経性胃腸炎、神経過敏、不安や恐怖などが引き起こす精神的な問題。これらをまとめて「ニューオーナー・シンドローム(=新しい飼い主さん症候群)」と呼びます。その結果、免疫力が低下して、感染症に罹りやすくもなります。
子犬はまだ体力がないため、成犬なら乗り切れるちょっとした不調が命取りになることも。そう、最初の1週間は、実はリスキーな1週間なのです。子犬の体調管理には十分気をつけましょう。

 
     
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理想的な子犬の迎え方
     
 

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これは、子犬を迎えた最初の1週間の鉄則です。とくに難しいことをするわけではなく、ただしばらくそっとしてあげるのです。そして、十分な休養と睡眠を与え、優しく見守りつつ、適度に一緒に遊んで、少しずつ不安を取り除いてあげます。

逆に、最初の1週間にありがちですが、家族みんなが代わるがわる抱いたり触ったりするのは、子犬の大きなストレスになるので避けましょう。

子犬関連画像また、遊び好きの子犬は、遊んであげると大喜びするので、たくさん遊んであげたくなるものですが、忘れてならないのは、子犬は疲れているという事実。セルフコントロールできる子犬はまずいません。飼い主さんが、子犬の体力に配慮しながら遊びを控えめにしてあげる必要があります。
理想的なのは、それまで過ごした生活リズムや環境をブリーダーからよく聞き、なるべくそれに近い生活をしばらくさせてあげること。そうすると子犬の負担をかなり軽減できます。
子犬はかわいいですが、最初の1週間、触れあいを少しガマンする方が、むしろ「安心」を提供してくれる人として見られ、子犬の信頼を得ることに繋がりますよ。

 
     
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