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愛犬のために、いい獣医さんがいてくれると安心!どうしたら、いい獣医さんに出会えるのか、愛犬を安心して託せるのか、頼れる獣医さんとの出会い方、付き合い方を伝授します!
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獣医さんのお世話になるのは、愛犬がケガや病気で弱っているとき。遠方への移動は、心身の大きな負担になります。どんなに名医とはいえ、犬が疲れてしまっては、獣医さんにかかる意味が半減。むしろ地元のホームドクターの方が、いざというときにすぐ頼れて安心です。
口コミ情報によらず、実際に会って確かめられるのが、ホームドクターさがしの利点。どの飼い主さんも、狂犬病や混合ワクチンの予防接種、フィラリア予防の目的などで、地元の動物病院へ行く機会があるはずです。こうした機会を利用して、愛犬が元気いっぱいのときから、気になる病院を訪れてみるようにしましょう。
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ホームドクターは、「なんとなくこの先生、いいな」と思える人が、長いお付き合いを続けるには理想的。というのも人間の医者と違い、獣医さんは患者である犬だけでなく、飼い主さんとも向き合って仕事をする立場だからです。もちろん技量も大事ですが、飼い主さん自身が心を開ける関係でないと、よりよい治療に入りにくいものです。
また、飼い主さんが「この先生、イヤだなぁ」とか「信用できるのかなぁ」といった感情があると、必ず愛犬に伝わります。犬は、飼い主さんと獣医さんとの輪の中で治療を受けるのですから、気持ちのいい関係に身を置いてこそ、安心して快復に向かえます。 |
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動物医療の世界にインフォームド・コンセントの規定はまだありませんが、一方的な治療は、今は昔。診療室では獣医さんと飼い主さんが協力しあうのが、現代のスタイルです。獣医さんは、その犬の「専門家」である飼い主さんから必要な情報をもらうことで、正しい診断へ進めます。一方、飼い主さんは動物医療の「専門家」である獣医さんから愛犬の状態を聞いて理解を深めることで、よりよい治療へ進めます。
「この子の様子、もっと教えて!」という獣医さんの思いと、「この子の病気のこと、もっと教えて!」という飼い主さんの思いがすれ違わないよう、飼い主さんは気づいたことを、獣医さんは犬の状態を、お互いにわかりやすく伝え、また気軽に尋ねられる関係が大切です。
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動物医療の世界では、専門医制度が確立していません。しかし、獣医さんによって得意な領域や専門性はあります。原因不明の難病、なかなか治らない長患い、成功率の低いオペ、ひどい大ケガ……このように治療が困難や重篤なときは、専門医の登場です。
もしホームドクターから「うちでは、これ以上は……」という消極的な表明があったら、やみくもに「腕がいい、悪い」と早合点せず、最適な医院を探したり、セカンドオピニオンを求めたりしましょう。ホームドクターに特定の医院を紹介してもらうのは難しいのが現状ですが、普段からいい関係があれば、理解と協力を得られるでしょう。あとは飼い主さんの行動力にかかっています!
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