姿かたちが千差万別な雑種犬にも、良い子犬はたくさんいます。コンパニオンドッグとしては、健全で良い性格なら十分。それなのになぜ、純血種が良い犬として重視されるのでしょうか。
それは純血種が、身体構造や機能、弱点も含めてよく研究され、もっとも健全性を保った姿かたちを持っているからです。ブリーダーがスタンダードに則した姿かたちを重んじるのは、そのためです。
そこで、犬のクオリティを第三者に評価してもらう場がドッグショー。ドッグショーの舞台は、一般の飼い主さんにはほとんど関係ないようですが、その犬種にかけるブリーダーの真摯な姿勢や情熱、純血種としての純粋度を知る上では、大いに意味があります。
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