
日本テリア (Japanese Terrier)
“神戸テリア”として昭和の初期には大ブームに
1700年代にオランダから長崎に渡来したスムース・フォックス・テリアの原種に小型の地犬やイタリアン・グレイハウンド、トイ・マンチェスター・テリアなどが交配されて日本テリアとして確立しました。
“ミカド・テリア”“神戸テリア”などの別名を持ち、抱き犬として人気を博したため大ブームになり、昭和初期には投機目的で繁殖されたことも。しかし、太平洋戦争を機に絶滅寸前にまで減少し、戦後は熱心な愛好家により再育種され、頭数はかなり少ないものの現在に至っています。
その性格は人には社交的ですが、他の動物には挑戦的になります。テリアの気質を持つため、かなり頑固なところもあり、いざとなれば飼い主にも反抗的になることもあります。感覚が鋭く、鋭敏な動作が魅力であり、かなり活溌。
日本テリアの最大の特徴はその被毛。2mm前後のとても短い被毛が密生して光沢があり、ビロードのようなやわらかい手触りです。
日本テリアの子犬選びは、愛犬の友ブリーダーズサイト掲載の優良ブリーダーのもとで計画的に繁殖された子犬をお勧めします。
原産国 |
日本 |
犬種作出の目的 |
愛玩犬 |
体高 |
30~33cm |
体重 |
4~5kg |
毛色 |
頭部は黒く“面冠り”で両頬及び目の上に茶色(タン)がある。ボディは白色が主。 |
平均寿命 |
12~14歳 |
別名 |
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