
ジャーマン・シェパード・ドッグ (German Shepherd Dog)
もともとは羊のハーディングが仕事
ジャーマン・シェパードは世界的にも知られた犬種で、愛犬家の多い国では、必ず人気ランキングで上位ベスト10に入っているほどです。人気の理由はその訓練性能の高さ。あらゆる作業に従事することができるように改良されてきました。シェパードとは、“羊飼い”の意味で、フォン・ステファニッツ中尉により、19世紀末に始めた完璧な繁殖計画によって作出されたのです。ロング・コートやショート・ヘアード、ワイヤー・コートの地犬を使っているため、1915年まではロングやワイヤーが存在しました。しかし、現在はほとんどの地域でショーで使用されるのはショート・ヘアードのみになりました。
人気がもっとも高かった一時期、乱繁殖により犬質が落ち、性格もひどくなり病気をたくさん抱えたことがありましたが、きちんとした計画と血統に基づいた繁殖を続けたことにより、温和でしっかりした気質を持ち、信頼性が高く、従順性があり、大胆なところも持ち合わせるスーパードッグになりました。
コンパニオン・ドッグとして、ガード・ドッグ、ハーディング・ドッグ、“シュッツフント(防衛犬)”としてのプライドを裏付ける、勇気と闘志、そしてタフさもあわせ持ちます。
ジャーマン・シェパード・ドッグの子犬選びは、愛犬の友ブリーダーズサイト掲載の優良ブリーダーのもとで計画的に繁殖された子犬をお勧めします。
原産国 |
ドイツ |
犬種作出の目的 |
牧羊犬 |
体高 |
55~65cm |
体重 |
22~40kg |
毛色 |
ブラックの地にレディッシュ・ブラウン、ブラウン、イエロー、明るいグレーまでのマーキングが入っているもの、ブラックあるいはグレーの単色、グレーにダークなシェードが入り、ブラックのサドルとマスクがあるもの |
平均寿命 |
12~13年 |
別名 |
アルサシアン、ドイッチェ・シェーファーフント |